第20回


とにかくアゲイン…第20回は...メモリ (めもり)です。


制作者の使い方
メモリ(memory): 簡単に言うと(内部)記憶装置だがいくつか種類がある。基本的にメモリといえばPCのメインメモリであるRAMの事を指す。PCのカタログをみるとメモリ128MBとか書いてあるやつである。メインメモリはPCの作業場所と化すので、少ないと CPUの性能を発揮できなかったりする。
間違った使い方
メモリ(memory):想い出と訳します。 そして、必ず日本語とあわせて使用します。使用例:「う〜ん、いいメモリーになったでしょう。」「う〜ん、いわゆるひとつの夏のメモリーですね。」(出典:長嶋語録)
正しい使い方
メモリ(memory):メモリとは、記憶装置のことです。しかし、フロッピーディスケットの様に外部のものではなく、 内蔵して使用するものを言います。 幅広い意味で言えば、メモリースティックやスマートメディアもメモリですが、ここでは、省略します。 メモリは、RAMとROMの2種類存在します。前者は読み書きが出きるもので、後者は読むことしか出来ません。 ファミリーコンピュータのカセットカートリッジは後者のROMに当たります。 メモリは、一時的にデータを蓄積して別の計算をして、また元に戻して、と行った具合に、いわば一時的な 物置代わりに使います。しかし、重要なことはアクセスが高速なことです。構造は、キャパシタンスとトランジスタの 組み合わせで出来ていて、電荷をキャパシタンスに蓄積されていれば1、そうでなければ0と行った具合に、CPUやその他の デバイスとやりとりをします。 全て、半導体で形成されていますし駆動部分がないので、アクセスは非常に高速です。 また、一般的に全ての半導体メモリはCPUなどと同一の同期信号で同期されて動いています。 つまり、メモリはCPUのクロック周波数と非常に関連が深く、クロック周波数を作り出すための基本周波数 とマッチした製品でなければ使用できません。 おもしろいことに、RAMに限って言えば、データは電源を入れている間は維持されますが、キャパシタンスに 蓄えられている電荷は自然に放電しますので、定期的に(これも非常に短い時間です)書き直しをしなければなりません。

このコーナーは週間で更新する予定です。
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